2022年1月15日号
月刊アセンティア
持続的成長を目指すマルチフランチャイジー向け情報を配信しています
今月のテーマ
「マンパワーに頼らないストック型ビジネス」
マンパワーに頼らないストック型ビジネス
2022年もコロナで幕開けをしてしまいました。
1月19日現在も蔓延防止等重点措置が13都府県に拡大することが決定され、消費者マインドに大きな抑圧が発生するのは必至です。
個々の企業経営について、改めて注目して勉強し直したいのが、「マンパワーに頼らないストック型ビジネス」です。
人が必要無いわけではありません。コロナ禍の経済復興を考えた場合には、一定の雇用を地域に創出することは価値のあることです。しかしその人財の発揮する力に売上や利益が左右しすぎるビジネスでは、柔軟性に欠くということが言えると思います。
今回は、私どもが注目しているマンパワーに頼らないストック型ビジネスを具体的に幾つがご紹介していきたいと思います。
zoom商談会
尚、アセンティア・ホールディングスではこの視点での様々な新規ビジネスを日本中・世界中から探し出してご案内するzoom商談会「加盟店が主役のフランチャイズ商談会」を毎月開催しますので、最新情報は是非商談会でお願いします。
24時間フィットネスASSiST24
24時間フィットネスを健康産業の流れから読み解くと、エニタイムフィットネスのような施設になります。フルスペックのフィットネスジムを24時間型に変えていくというアプローチです。
しかしASSiST24は、最初から「マンパワーに頼らない」モデルを意識して大分県から生まれたビジネスモデルです。24時間フィットネスという部分は同じですが、
- 雇用するのは1名のみ(シフトが1名ではなく、総雇用スタッフ数1名)
- 無人営業が当たり前
- 田舎でも回収が早い設備設計
が特徴です。
★商談会で使用している説明資料のダウンロードはコチラ >>https://hubs.ly/Q012qQYw0
動画をご覧ください。
上記動画のロングバージョン>>
事業説明資料は、こちらからダウンロード可能です。>>
全人口の半分が継続利用し続ける基礎化粧品
ストック型ビジネスの典型が、男性諸氏にはイメージしにくいのですが化粧品です。しかもスキンケアを中心とした基礎化粧品がストック型ビジネスとして注目株です。
私どもが商談会でご紹介しているミスエステは、
- 肝である化粧品のメーカーであるので5割以上の高粗利
- 肌診断するマシンが営業する仕組み
- 全店舗の従業員の7割が元お客様という不思議
を備えているビジネスです。
しかも、キャッシュフローが非常に良いビジネスでキャッシュフローベースでの投資回収スピード飲食ビジネスの比較にならないほど早いのも特徴です。
★商談会で使用している説明資料のダウンロードはコチラ>> https://hubs.ly/Q012qQVN0
このビジネスに関しては、人財面に特化してインタビューをまとめた動画もございます。
人財に関して、本部の方がお話ししてる内容>>
障がい者支援というストック
しかも手厚いサポートではなく、テレビゲームという利用者が好きなテーマで顧客を集め、PCスキルという観点での職業訓練をすると言うビジネスモデルです。
集客装置もマンパワーに頼らないという点も兼ね備えています。
⇒2月の商談会でお披露目します
農業支援というストック
年収300万円時代を生き抜く経済学の著書森永卓郎が昨年「年収200万円でもたのしく暮らせます コロナ恐慌を生き抜く経済学 (PHPビジネス新書)」なる本を出してきてます。その中で推奨しているのは「自分の食べる分は自分で育てる」という暮らし方です。
既存農家だけでなく、多くの生活者の方々が農業への関心を深める時代に、農産物の収穫増を支援する商材を扱うビジネスです。紹介営業で蓄積出来るビジネスモデルです。
⇒2月の商談会でお披露目します。
以下は11月号でご紹介したコンテンツ
地域内循環型事業とは、
社員さんやアルバイト・パートの方も顧客だと見定め、全従業員さんの需要の高い分野を事業として取り組んでしまうというものです。
皆さんから支払われた給与が、従業員さんの暮らしの中で様々な事業者に配分されていくわけですが、その配分先の事業を自社の事業領域の中に取り込んでしまうという発想の事業モデルです。
皆さんも十分感じているように、今の時代、世代間における価値観には大きなギャップがあります。同じ商品・サービスでも50代の見方と20代の見方は大きく変わっています。
これまで顧客の声は中々経営者に届きませんでしたが、地域内循環型事業では、顧客は従業員でもあるので、社内の風通しの良さによって顧客の声は経営トップにスムースに上がる形になります。
地域密着コングロマリットとの違い
企業の論理で多角化を行っている企業集団がコングロマリット。ヒト・モノ・カネ・情報で言うと、モノ・カネを中心とした企業集団。
他方、今回の地域内循環型事業とは、地域の消費経済のカネの循環の中から形成される事業集団であり、地域におけるヒト=従業員を介した消費行動の「情報」を中心としている点が大きく違う。個々の事業が別の企業である必要性も無く、1社での展開も可能であるし必要なグループ会社による運営も含み、かつ資本による企業グループも必ずしも重要ではない。
地方の電鉄会社などは過去数十年に多角化に舵を切っている。しかしその多角化は所有不動産を活かした…とか、既存事業とのシナジー…とか、企業中心のモノ・カネ中心の多角化である。「地域の消費者の財布のシェアをどれだけとるか」と、金額の張るもの(例:住宅・不動産)等にも手を出していった。結果、非常に大きなバランスシートの会社となり経営効率を悪くしているケースも多々ある。
地域内循環型事業の伸展の方法
ヒト=従業員参画型経営への移行
パート・アルバイトも含めた全従業員と経営トップとの対話の仕組み作り
ヒト=従業員の消費行動のデータ化
全社横断アプリの従業員利用を解禁し、従業員の自社事業への行動を分析
特徴から経営改善ポイントを抽出
ヒト=従業員の消費行動に新規事業機会を見出す
パート・アルバイトも参画させた新規事業機会創造合宿
最適な参入方法を検討する
- M&Aで当該事業を展開している会社そのものをグループ化する
- フランチャイズで参入する
- 自社であらたに新規創業
外部ブレーンの活用
本業の明日を考える一日合宿無料なんです
「私たちの本当のお客様は誰なんだろう?」
FC本部とは成長戦略を議論する合宿などを、それこそ30年前から繰り返しやってまいりました。
一方、地方の加盟企業の成長戦略立案に対しては、反省することが多いと思っております。
毎月開催しているZOOMの商談会も、その一つなのですが、地方の加盟企業サイドの成長戦略を一緒に描いていく業務を並行してやって行こうと企画いたしましたのが、今回の「本業の明日を考える一日合宿」です。
自分たちの会社では解決できない悩みを一緒に解決する場を持とうとしております。
・業種業態を増やしてきたが、全部「縦軸」。横の連携を取りたい
・社内の議論ではブレイクスルーしない課題がある
・フランチャイズも本業も分かっている外部を巻き込んだ議論
というご要望に対応します。
コロナ禍はまだまだ2年3年続くと覚悟して、経営計画を練る必要を痛感します。
そんな経営計画を練る、戦略を練る場面をご一緒したく、ご提案する次第です。
「本業の明日を考える一日合宿」
・参加は貴社5名まで
・費用:無料 但し、昼食(弁当)、夕食は貴社にてご用意ください。 貴社までの往復旅費は弊社負担とします。
・場所:貴社会議室など 議論の出来る環境で
・朝10時から夕方までの議論+夕食
詳細は、コチラをご覧ください>>https://fc.assentia-hd.com/bp-camp
月刊アセンティアのバックナンバー
- 12月号>>https://fc.assentia-hd.com/franchise-now-2021102
- 11月号特集は「地域内循環型事業」>>https://fc.assentia-hd.com/franchise-now-202111
- 10月号:特集は「本業をデザインする」>>https://fc.assentia-hd.com/franchise-now-202110
- 9月号:特集は「ひと」>>https://fc.assentia-hd.com/franchise-now-202108
- 8月号>>https://fc.assentia-hd.com/franchise-now-202108
- 7月号>>https;//fc.assentia-hd.com/franchise-now-2021
- 6月号>>https;//fc.assentia-hd.com/franchise-now-2021jun
- 5月号>>https://fc.assentia-hd.com/franchise-now-2021may