2021年12月15日号

    月刊アセンティア
    持続的成長を目指すマルチフランチャイジー向け情報を配信しています

    今月のテーマ
    「地域」「地元

    自分たちの老後は自分で創るプロジェクト

    コロナ禍によって大きく変わった社会生活。そして経営環境。財政状態も激変してライフプランを変えざるを得ないという方々も数多くいらっしゃるのが現状です。日本人はいつの間にか将来の夢を持たなくなり、下のグラフはコロナ直前の201912月に2030代男女1000名以上に取ったアンケートで、コロナ前の段階で8割の方々が将来に不安があると回答していました。今同じ設問をすると限りなく100%に近いのではないでしょうか?
    将来への不安-1

    不安を紐解くと、将来食べていけるだろうか?という漠たる不安をほとんどの方が抱えているという現実が見えてきます。

    自分自身に問いかけても、不安はあります。

     

    無いなら、自分たちで創る

    何より、老後は不安です。企業経営で積み重ねた内部留保もコロナ禍のような環境激変で一気に吐き出さざるを得なくなる可能性があることを実体験してしまいました。

    年金制度は制度の維持すら危うい状況でとても年金だけで生活していけるとは思えません。

     

    お力をお貸しください。ご一緒にお願いします

    「自分たちの老後は自分たちで創る」・・・私どもは、今はまだ存在しないのだけれども、私たちの老後の時代、つまり10年後20年後のために今から、私たちにとって好ましい老後の暮らしが実現できるビジネスを創り出そうと決意しました。

    今はまだありません。

    皆さんの既におやりになっている事業や経験を活用させていただきながら、自分たちの老後が幸せと思えるような事業モデルを構築していこうと思っております。今後個別に色々ご相談をしたいと存じますし、また是非お知恵をお貸しください。>>メールする

    社会の課題を事業で解決する

    これは兼ねて表明している私どもの方針です。
    しかも、私どもはその事業をフランチャイズ化することで、社会課題の解決を点から面へと広げていくことが私たちの使命だと思っています。

    私たちのこの日本には、様々な社会の課題があります。ただ、その課題を「一億総中流社会」の経験から見て見ないふりをしているのも現実では無いでしょうか?最近、NHKのクローズアップ現代プラスが、今まで見て見ぬふりをしていた社会の課題を抉るような特集をしばしば組むようになってきています。特に女性の貧困は

    0211027()「助けて…」と言えない 路地裏に立つ女性たち
    https://www.nhk.or.jp/gendai/articles/4600/

    20211215()「私には帰る場所がない」 家を失う女性たち
    https://www.nhk.or.jp/gendai/articles/4620/

    で取り上げられておりますように、非常に切実な課題です。

     

    切実な課題も皆さんで解決できるのではないか?

    実は、この社会課題を某企業さんとの一日合宿で話題にしますと、幹部社員の方々の実体験やその企業グループが既に実現している、若しくは着手している事業やサービスを組み合わせると、国や行政以上に社会課題の解決が出来る新たな事業が実現することが見えてきました。

     

     

    地域の課題を解決する一日合宿

    「本業の明日を考える一日合宿」として活動をさせていただいておりますが、今月開催された某企業との合宿では本業を大きく超えて、地域の課題を解決することを大きなテーマとした合宿となりました。

    貧困問題、高齢者の生きがい問題を解決することと、地域の人口減少や超高齢化の両方を一気に解決できるようなビジネスモデルが、一日合宿で出来上がり、アクションプランまで出来上がりました。

     

     

    SDGsについて

    社会の課題を事業で解決すると表明して、社会課題を見つめていますと、SDGs17のテーマのそれぞれが気になるようになりました。

    皆さんはSDGs17のテーマをどれだけご存知でしょうか?17もあると、どれかしら自社の領域に関係するものがあるものです。是非、ご確認ください。

    私どもは、海外にフランチャイズを広げることが多いことから、結構諸外国の社会の課題にも直面します。丁度2017年から研究を開始していたアフリカについても、確かに都市部の富裕層やそれに準ずる層は日本のマーケットと同じくらいの消費パワーを持っており、実際に調べに行って愕然とするのはコンゴ民主共和国の首都のカイザーというフランスのパン屋のFC店の価格と、日本のカイザー加盟店(銀座木村屋が加盟店)の価格が、コンゴの方が高かったという事実でした。銀座よりも高いパンをコンゴの若者が平気で購入している姿は驚きでした。しかしその一方、ミドルクラス以下の暮らしは大変な課題があるのも事実で、それが「貧困」「飢餓」「健康」「教育」「ジェンダー」「衛生」と言ったもの。つまりSDGs17の目標の1,2,3,4,5,6番になっています。

    sdg_poster_ja_2021

    17に優先順位があるわけでは決してないのですが、少なくとも番号の若い目標テーマは、確実に途上国にとって最重要かつ緊急性のある課題であるわけです。

    「貧困」「飢餓」をクリアできるビジネスモデルを日本からフランチャイズパッケージ化して提供するというTOKYO8マイクロフランチャイズモデルが出来ていくのは、私どものそのような思いからでした。

    さて、「貧困」「飢餓」「健康」「教育」「ジェンダー」「衛生」は日本では課題では無いでしょうか?

    「貧困」・・・子どもの貧困、女性の貧困、高齢者の貧困 実際に課題ではないでしょうか?

    「教育」・・・教育格差は明らかに存在する課題です

    「ジェンダー」・・・男女雇用機会均等法から30年経ちますが、変わっていないのでは?

    皆さんの地域では、これらは課題になっていないでしょうか?

     

    ビジネスデザインファーム

    アセンティア・ホールディングスは、自社の事業とは何か?を問い直した結果、私たちの事業を「Business Design Firm」と定義しました。

    コンサルティング・ファーム等々で使われるファームFirmであり、農場Farmではございません(笑)。

    事業の本質を伺いながら、経営者の真に実現したい世界観を伺いながら、その道筋をデザインして、ご一緒に走るのが、私たちの真の事業であることに気付きました。

     

    是非、皆様とも、適切なタイミングで、事業の本質、真に実現したい世界観を実現できる方法について議論する「本業の明日を考える一日合宿」が出来ればと思っております。

     

     

    以下は11月号と同様のコンテンツです

    「地域内循環型事業のススメ」です。

    地方企業は地域内循環型事業の伸展を図ることが、コロナ禍の生き残り戦略として最善であることを提案します。

    高い高齢化率、人口減少、コロナ禍による行動の変化・・・。ただでさえ地方経済の中で勝ち残るには相当の工夫と努力が必要であったのに、追い打ちをかけるようなコロナ禍。人々の移動は制限され、外食活動や購買活動が大きく変わってしまいました。
    それでも、一部ネットのビジネスでは旺盛な需要を受け止めて成長しているという。一段と格差が広がることも懸念されています。
    そのような環境下、ご提案したいのは、「地域内循環型事業」です。

    地域内循環型事業とは、

    社員さんやアルバイト・パートの方も顧客だと見定め、全従業員さんの需要の高い分野を事業として取り組んでしまうというものです。

    皆さんから支払われた給与が、従業員さんの暮らしの中で様々な事業者に配分されていくわけですが、その配分先の事業を自社の事業領域の中に取り込んでしまうという発想の事業モデルです。

    皆さんも十分感じているように、今の時代、世代間における価値観には大きなギャップがあります。同じ商品・サービスでも50代の見方と20代の見方は大きく変わっています。
    これまで顧客の声は中々経営者に届きませんでしたが、地域内循環型事業では、顧客は従業員でもあるので、社内の風通しの良さによって顧客の声は経営トップにスムースに上がる形になります。

    循環型図

     

    地域密着コングロマリットとの違い

    企業の論理で多角化を行っている企業集団がコングロマリット。ヒト・モノ・カネ・情報で言うと、モノ・カネを中心とした企業集団。

    他方、今回の地域内循環型事業とは、地域の消費経済のカネの循環の中から形成される事業集団であり、地域におけるヒト=従業員を介した消費行動の「情報」を中心としている点が大きく違う。個々の事業が別の企業である必要性も無く、1社での展開も可能であるし必要なグループ会社による運営も含み、かつ資本による企業グループも必ずしも重要ではない。

    地方の電鉄会社などは過去数十年に多角化に舵を切っている。しかしその多角化は所有不動産を活かした…とか、既存事業とのシナジー…とか、企業中心のモノ・カネ中心の多角化である。「地域の消費者の財布のシェアをどれだけとるか」と、金額の張るもの(例:住宅・不動産)等にも手を出していった。結果、非常に大きなバランスシートの会社となり経営効率を悪くしているケースも多々ある。

    循環型図2-1

    地域内循環型事業の伸展の方法

    ヒト=従業員参画型経営への移行

     パート・アルバイトも含めた全従業員と経営トップとの対話の仕組み作り

     

    ヒト=従業員の消費行動のデータ化

     全社横断アプリの従業員利用を解禁し、従業員の自社事業への行動を分析

     特徴から経営改善ポイントを抽出

     

    ヒト=従業員の消費行動に新規事業機会を見出す

     パート・アルバイトも参画させた新規事業機会創造合宿

     

    最適な参入方法を検討する 

    • M&Aで当該事業を展開している会社そのものをグループ化する
    • フランチャイズで参入する
    • 自社であらたに新規創業

     外部ブレーンの活用



    本業の明日を考える一日合宿無料なんです

    「私たちの本当のお客様は誰なんだろう?」
    FC本部とは成長戦略を議論する合宿などを、それこそ30年前から繰り返しやってまいりました。

    一方、地方の加盟企業の成長戦略立案に対しては、反省することが多いと思っております。
    毎月開催しているZOOMの商談会も、その一つなのですが、地方の加盟企業サイドの成長戦略を一緒に描いていく業務を並行してやって行こうと企画いたしましたのが、今回の「本業の明日を考える一日合宿」です。

     自分たちの会社では解決できない悩みを一緒に解決する場を持とうとしております。

    ・業種業態を増やしてきたが、全部「縦軸」。横の連携を取りたい

    ・社内の議論ではブレイクスルーしない課題がある

    ・フランチャイズも本業も分かっている外部を巻き込んだ議論

    というご要望に対応します。

    コロナ禍はまだまだ2年3年続くと覚悟して、経営計画を練る必要を痛感します。

    そんな経営計画を練る、戦略を練る場面をご一緒したく、ご提案する次第です。

    「本業の明日を考える一日合宿」
    ・参加は貴社5名まで
    ・費用:無料 但し、昼食(弁当)、夕食は貴社にてご用意ください。 貴社までの往復旅費は弊社負担とします。
    ・場所:貴社会議室など 議論の出来る環境で
    ・朝10時から夕方までの議論+夕食

    詳細は、コチラをご覧ください>>https://fc.assentia-hd.com/bp-camp


    次回の加盟店が主役のフランチャイズ商談会は1月21日(金)です

    新規FC案件も続々

    • 人材採用にプラスとなる新規事業
    • 年金受給者世代にリピーター続出の外食店
    • 食材原価25%で繁盛店の外食
    • 元気な高齢者を対象とした健康事業
    • 少ない人口でもビジネスになるデリバリーの新業態
    • お坊さんの有無を選べる葬儀ビジネス (しかも加盟店はご遺体やご遺族に接しない)

    などなど。↓お申し込みは以下のフォームから⤵

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