[日本語] TOKYO8 SEMINAR ~CULTIVATION TRIAL STUDY~東京8報告会 2023年春開催
鹿児島丸口製茶さん、宮古島の吉井シェフさん、そしてお茶のスペシャリスト取違さんの講話も収録
TOKYO8を開発した太陽油化と、東京8開発経緯のご紹介
00:32 太陽油化の会社の成り立ち 03:45 東京8の開発秘話 06:34 東京8の農業への応用 19:04 東京8の目指すもの 20:04 世界展開への想い 23:15 ビジネスパートナーの皆様へ 24:14 このビジネスの価値
東京栄養サミットに向けたFAOのセミナー
TOKYO8を活用したマイクロフランチャイズモデルによる貧困対策プログラムの説明をいたしました(日本語字幕)
TOKYO8は、東京の地下街や高層ビルの汚泥処理から生まれました
株式会社太陽油化(板橋区)
太陽油化は東京23区内で2社しかない汚泥の中間処理業者です。
下水道よりも低いところにある地下街や、高層ビルなど下水道に直接接続するには負担の大きな建造物は、法律で独自の汚水処理が求められています。
その処理の過程で蓄積してしまう汚泥を中間処理する太陽油化は、長年、『微生物』を研究し微生物の働きで汚泥処理を行ってきました。
今回、その微生物の農業への応用として、農地の土壌改良に使ってみたところ、絶大なる成果が生まれています。
それは、単独の微生物の働きではなく、微生物の集団に注目したからなし得たことであり、汚泥処理にも効果のある微生物集団だからこその成果です。
会社情報:
株式会社太陽油化
TOKYO BACTERIA LABO
https://www.taiyo-yuka.com/service/tokyo-bacteria-lab/
TOKYO8で実証された野菜への効果(日本での実験)
小松菜の生育促進
タマネギ(アトン)
細胞が細かく、辛さと甘さのバランスが良い、ストレス耐性がある、収量が2倍になる
キャベツ
巻き密度が高い、単位重量が重い、虫食いがない、賞味期限が長い
じゃがいも
細胞が細かく、細胞内のデンプンが多い、腐りにくい
ネギ(青ネギ) 分化度が高い、強い
にんにく(六文銭など)
硫黄分が多く、付属物が多い、病気になりにくい
500倍希釈/週 500L/10a
小松菜栽培の比較
収穫量は、倍増しました
タマネギ畑実験(所沢市
玉ねぎは、民間の試験場で評価してもらいましたが、その結果、目標としていたところに比べて、甘みとうまみに大きな効果がありました。
棒グラフは糖度の比較、チャートグラフは味覚テストの結果です。
甘味や旨味を増すのは、並大抵のことではありません。
プチトマトのリコピン含有量
ミニトマトの味とコクが増したので、もう一つの共同研究先である宮崎大学でリコピンの含有量を測定してもらいました。
その結果、22.85という驚異的な数値が出ました。
インターネットで検索してみるとわかりますが、リコピンが多いのはせいぜい13〜14程度。
これは、目標とする地域の2倍以上です
ジャガイモ内部のデンプン含有量の顕微鏡検査結果
ジャガイモなどの根菜類にも効果があります。
実際に顕微鏡でデンプンの滞留状況を見てみると、市販のジャガイモと比べてデンプンの胞子の量や大きさに違いがありました。
また、顕微鏡で見ると、いろいろな作物で不揃いだった細胞がきれいに並び、内部の細胞液が多く含まれていることがわかりました。
また、味だけでなく、シャキシャキとした歯ごたえもその要因であることがわかりました。
これらの視覚情報から、試験場の野菜がより健康的に育っていることがわかります。
他の微生物製品や、似たようなもの、農法との違い
簡単、手間いらず
基本的にTOKYO8を100~500倍に薄めて撒くだけ
撒くタイミングは水やりの際に一緒に行う 一度の撒く原液の量は1反に1ℓを薄めて撒く
種まきや植え付けの前の土壌に一度、あとは水やりタイミング(もしくは2~3週に一度程度)を蒔く。
途上国ではマイクロフランチャイズのモデルを作ります
低コストでの再現性
TOKYO8は、このプラントであなたの国で300回培養することができます。
このプラントはIBCコンテナを4個使用します。非常に低コストです。
毎日、有機物を投入。
毎日最大100LのTOKYO8が生産されます。
1ヶ月で3000L、これは800ヘクタールの農地に十分な量です。
それぞれの村やコミュニティで多くの雇用を創出する。
安価に再生産できるTOKYO8を、低コストで農家に普及させるために、マイクロフランチャイズモデルを準備しています。
このモデルでは、農家の方々に販売してくれる「ディストリビューター」をたくさん作ります。これにより、農村に多くの雇用が生まれます。
生産工場は全国に配置し、販売店は個々の村や地域をカバーする。
このようなマイクロフランチャイジーの仕組みを、すべての国で実現したいと考えています。
そうすることで、農家の生産性が上がり、農村に雇用が生まれることを期待しています。